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REPORT 実施事例レポート

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  • 当事者のリアル

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    当事者のリアル

    生き方から学ぶ「幸せ」とは

    【実施地域】北海道内中学・高校3校
    【実施主体】社会福祉法人ゆうゆう
    【タイプ】社会福祉法人×大学連携プロジェクト

    • 概要

      発達障害当事者の古場氏が、障害とともに生きてきた半生や福祉との出会いと変化について語りました。
      古場氏の生き様を通して、自分の生き方を見つめなおす高校生もいます。

    • 授業のポイント

      1. 当事者のリアルを知る
        障害当事者に出会ったことがないから怖い、知らない中高生を前に、古場氏は自身の半生を振り返る。つらい過去も包み隠さず話す古場氏の姿に、中高生は自己開示をすることの大切さや、人とのかかわり方、これからの生き方を見つめなおす機会となる。
        質疑応答では、「いま、幸せですか?」という高校生からのストレートな問いに、「こうやって若い人に自分の経験を話している今が一番幸せ」と古場氏は答える。
      2. 一人のひとして関わること
        古場氏に学生時代から伴走してきた支援者の大原氏は、「支援をする人」「支援を受ける人」の枠組みを越え、対等に対話を進める。発達障害の特性を説明しながら、笑いあり、涙ありの講演を行う。
        障害者と関わる姿をフランクに見せることで、特別な人ではなく、一人のひとであり、自分とは違う人というイメージからの脱却を図る。
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