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REPORT 実施事例レポート

OSAKA

  • 学生のリアル

    01

    学生のリアル

    フクシル
    (大学生の語り・映像&ワーク)

    【実施地域】大阪府内高校・中学校6校
    【実施主体】特定非営利活動法人み・らいず2
    【タイプ】NPO法人×大学生連携プロジェクト

    • 概要

      2部構成で、1部はNPO法人み・らいず2で活動している大学生が自身の経験から福祉に対しての思いや考えを語り、2部は当事者のインタビュー映像を観てもらいながらワークを行う。
      身近な大学生の具体的な活動のエピソードや経験して感じたこと等の福祉観の話は生徒の興味をひき、実際に筋ジストロフィーや発達障がいの方のインタビュー映像を観てもらうことでリアルな「福祉」を感じて、「福祉」「障がい」のイメージに変化があった。

    • 授業のポイント

      1. 福祉を身近に感じる
        福祉というと「介護」「高齢者」「障がい者」等のイメージが強いが、それは福祉の仕事に関することで、「福祉」は「ふだんのくらしをしあわせに」と言われるように、生活するうえですべての人にもつながる大事なもの。
        「福祉」の活動に触れている大学生の体験談をもとに、支援する人・される人の関係を越えた「福祉」の意義を感じ、「福祉」の活動をすることで楽しさや面白さ、人との関りについて自分事として考える姿勢をつくる。
      2. 障がいとは何か?
        みんなちがってみんないい
        授業前は障がいに対する偏見がまだまだ多くあり、「かわいそう」「大変そう」等の声をよく聞く。映像の中で、自分の苦手なところを理解して受け止めることで気持ちが楽になったり、困難なことがある中でも自分のやりたいことを見つけて向かおうとする姿があったり、障がいがあってもなくても、そこまで大きな変わりはない。自分の弱さや苦手を認めること、人と違うことを隠したくなってしまうところもあるが、みんなそれぞれ違っていることは当たり前のことである。
        自分のことも相手のこともお互いに理解して、認め合って、考えて関わる、行動することが大事。学生のうちにいろいろな体験をしてほしいことを伝えている。
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